
住宅ローンの変動金利と固定金利、どっちを選ぶべき?家を買う前に知っておきたい金利タイプの違い
住宅ローンの変動金利と固定金利、どっちを選ぶべき?家を買う前に知っておきたい金利タイプの違い
マイホーム購入を考え始めると、必ず出てくるのが住宅ローンの金利タイプです。
「変動金利の方が金利は低そう」
「固定金利の方が安心そう」
「結局、自分にはどちらが合っているのかわからない」
このように悩む方はとても多いです。
住宅ローンは、金利タイプによって毎月の返済額や将来のリスクが変わります。
今の返済額だけで選ぶのではなく、将来金利が上がった場合や、家計の余裕まで含めて考えることが大切です。
- 変動金利と固定金利の違い
- それぞれのメリット・注意点
- 変動金利が向いている人
- 固定金利が向いている人
- 後悔しない住宅ローン選びの考え方
変動金利と固定金利は、どちらが正解というものではありません。
大切なのは、「金利が低いか」だけでなく、「将来金利が上がっても家計が耐えられるか」「安心して返済を続けられるか」で選ぶことです。
毎月の返済額を抑えたい方は変動金利、将来の返済額を固定して安心感を重視したい方は固定金利が向きやすいです。
STEP 1|住宅ローンの金利タイプは大きく3つ
住宅ローンの金利タイプは、大きく分けると以下の3つがあります。
- 変動金利型
- 全期間固定金利型
- 固定期間選択型
一般的によく比較されるのは、変動金利型と全期間固定金利型です。
変動金利型は、返済中に金利が変わる可能性がある住宅ローンです。
一方、全期間固定金利型は、借入時に決まった金利が返済終了まで変わらない住宅ローンです。
固定期間選択型は、当初10年固定など、一定期間だけ金利が固定され、その後に改めて金利タイプを選ぶ仕組みです。
STEP 2|変動金利とは?
変動金利とは、返済期間中に金利が見直されるタイプの住宅ローンです。
一般的には、固定金利よりも借入時の金利が低めに設定されていることが多く、毎月の返済額を抑えやすい点が特徴です。
そのため、住宅ローンを組む方の中でも、変動金利を選ぶ方は多くいます。
- 借入時の金利が低めになりやすい
- 毎月の返済額を抑えやすい
- 低金利が続けば総支払額を抑えやすい
- 繰上返済を活用しやすい方には相性が良い場合がある
ただし、変動金利には注意点もあります。
金利が上がると、将来の返済額が増える可能性があります。
借入時の返済額だけを見てギリギリの資金計画にしてしまうと、金利上昇時に家計が苦しくなることがあります。
- 将来金利が上がる可能性がある
- 金利上昇により返済額が増える可能性がある
- 元金の減りが遅くなる場合がある
- 未払利息が発生する可能性がある
住宅金融支援機構では、変動金利型は一般的に半年ごとに借入金利が見直され、毎月の返済額の見直しは5年ごとに行われるケースが多いと説明しています。
また、見直し後の返済額は変更前の1.25倍までとされるケースが一般的ですが、金利上昇の影響がなくなるわけではありません。
返済額が急に大きく増えにくい仕組みがあっても、利息負担が増えたり、元金の減りが遅くなったりする可能性があります。
STEP 3|固定金利とは?
固定金利とは、借入時に決まった金利が返済期間中変わらないタイプの住宅ローンです。
代表的なものとして、全期間固定金利型の【フラット35】があります。
全期間固定金利型は、借入時に返済終了までの金利と返済額が確定するため、長期的な資金計画を立てやすい点が特徴です。
- 返済額が変わらない安心感がある
- 将来金利が上がっても返済額に影響しない
- 長期的な資金計画を立てやすい
- 教育費や老後資金など将来の支出を考えやすい
一方で、固定金利は変動金利よりも借入時の金利が高めになりやすい傾向があります。
そのため、借入当初の毎月返済額は、変動金利より高くなることがあります。
- 借入時の金利が変動金利より高めになりやすい
- 当初の毎月返済額が増えやすい
- 低金利が続いた場合、変動金利より総支払額が多くなる可能性がある
固定金利は、毎月の返済額を一定にしたい方や、将来の金利上昇リスクを避けたい方に向いています。
「少し返済額が高くなっても、安心して返済計画を立てたい」という方には、固定金利が選択肢になります。
STEP 4|変動金利が向いている人
変動金利は、金利上昇リスクを理解したうえで、家計に余裕を持てる方に向いています。
借入時の金利が低めになりやすいため、毎月の返済額を抑えられる可能性があります。
ただし、変動金利を選ぶ場合は「金利が上がったらどうするか」をあらかじめ考えておくことが大切です。
- 金利上昇時にも家計に余裕がある
- 貯蓄や繰上返済の計画がある
- 毎月の返済額をできるだけ抑えたい
- 金利の動きを定期的に確認できる
- 将来の収入増加や返済期間短縮の見込みがある
変動金利を選ぶ場合は、金利が上がった場合の返済額もシミュレーションしておくと安心です。
たとえば、金利が1%上がった場合、2%上がった場合でも返済を続けられるかを確認しておきましょう。
「今の返済額なら大丈夫」ではなく、「将来上がっても大丈夫か」で考えることが重要です。
STEP 5|固定金利が向いている人
固定金利は、将来の返済額を確定させたい方に向いています。
返済額が変わらないため、教育費や老後資金、家族のライフプランを考えながら長期的な計画を立てやすくなります。
- 返済額が変わることに不安がある
- 長期的に安定した資金計画を立てたい
- 教育費など将来の大きな支出がある
- 金利の動きを気にせず暮らしたい
- 家計に大きな変動リスクを持ち込みたくない
固定金利は、変動金利より当初の返済額が高くなることがあります。
しかし、返済額が変わらない安心感は大きなメリットです。
将来の金利上昇を心配しながら生活したくない方にとっては、固定金利を選ぶ価値があります。
STEP 6|固定期間選択型という選択肢もある
住宅ローンには、変動金利と全期間固定金利のほかに、固定期間選択型もあります。
たとえば、当初10年固定、15年固定など、一定期間だけ金利を固定するタイプです。
固定期間中は返済額が安定しますが、固定期間終了後には、その時点の金利で改めて金利タイプを選ぶことになります。
- 一定期間は返済額が安定する
- 全期間固定より当初金利を抑えられる場合がある
- 固定期間終了後の金利上昇リスクがある
- 教育費がかかる時期だけ返済額を安定させたい方にも向く
固定期間選択型は、変動金利と固定金利の中間のような考え方ができます。
ただし、固定期間終了後に返済額が変わる可能性があるため、将来の見通しを立てたうえで選ぶことが大切です。
STEP 7|金利タイプを選ぶときのチェックポイント
金利タイプを選ぶときは、金利の低さだけで判断しないことが大切です。
住宅ローンは長期間続くものなので、家計全体とのバランスを見て選びましょう。
- 毎月の返済額に無理はないか
- 金利が上がった場合も返済できるか
- 教育費や老後資金も考えているか
- 貯蓄や繰上返済の余裕はあるか
- 返済額が変わることに不安を感じるか
- 金利の動きを定期的に確認できるか
特に大切なのは、「借りられる金額」と「安心して返せる金額」は違うということです。
審査に通る金額いっぱいまで借りると、金利上昇や収入変化があったときに家計が苦しくなる可能性があります。
無理のない返済額を基準に、金利タイプを考えましょう。
STEP 8|変動金利と固定金利、迷ったときの考え方
変動金利と固定金利で迷ったときは、「どちらが得か」だけで考えすぎないことが大切です。
住宅ローンは、将来の金利を完全に予測することができません。
そのため、損得だけでなく、自分たちが安心して暮らせるかどうかも大切な判断基準になります。
- 毎月の返済額を重視するなら変動金利
- 将来の安心感を重視するなら固定金利
- 金利上昇に備えられるなら変動金利も選択肢
- 返済額の変動が不安なら固定金利も検討
- どちらの場合も総支払額と家計余力を確認する
「変動金利を選んではいけない」わけでも、「固定金利なら絶対安心」というわけでもありません。
それぞれの特徴を理解し、自分たちの家計やライフプランに合ったものを選ぶことが大切です。
まとめ
住宅ローンの変動金利と固定金利には、それぞれメリットと注意点があります。
変動金利は、借入時の金利が低めになりやすく、毎月の返済額を抑えやすい一方で、将来金利が上がるリスクがあります。
固定金利は、返済額が変わらない安心感がある一方で、借入時の金利は変動金利より高めになりやすい傾向があります。
- 変動金利は返済額を抑えやすいが、金利上昇リスクがある
- 固定金利は返済額が変わらず、長期計画を立てやすい
- 金利タイプは「得かどうか」だけでなく「安心して返せるか」で選ぶ
- 金利上昇時のシミュレーションも大切
- 住宅ローンは家計全体とライフプランに合わせて考える
「変動金利と固定金利、どちらを選べばいいかわからない」
「自分たちの返済額がどれくらいになるか知りたい」
「金利が上がった場合のシミュレーションをしたい」
このようなお悩みがある方は、早めに資金計画を整理しておきましょう。
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