
家を売るとき、鍵は何を渡す?引渡し前に整理する鍵・リモコン・説明書
家の売却が進み、荷物を片付け始めると、「予備の鍵はどこに置いたかな」「このリモコンは持っていくもの?」と迷うことがあります。引越しの箱に入れる前に、買主へ引き継ぐものを整理しておきましょう。
鍵は使う場所ごとに種類と本数を確認し、リモコン・説明書は引き継ぐ設備と組み合わせて準備すると、受け渡し時の確認がしやすくなります。何を残すかは、売買契約書や付帯設備表などの合意内容と照らし合わせることが基本です。
最初に「引渡し日」と「引越し日」を確認する
引渡しは、契約に基づいて物件を買主へ渡す取引上の手続きです。荷物を運ぶ引越しとは別の予定で、同じ日になるとは限りません。売主がいつ退去し、鍵をいつ・どこで・誰に渡すのかを、仲介会社と確認してください。
先に引越す場合も、最後の立会いや室内確認で使う鍵まで段ボールへ入れないよう、受け渡し用として管理します。買主へ事前に鍵を渡したり、引渡し後も手元に残したりする扱いは、自己判断で決めないようにしましょう。
玄関だけでなく、使う場所ごとに鍵を集める
普段使いの鍵から始め、家族が持っているスペアや、保管場所の異なる鍵を確認します。次のように分けると、探す場所を絞れます。
- 玄関:普段使い、スペア、カードキーなどの種類と本数・枚数
- 共用部:エントランスや共用施設用の鍵・タグなど、渡す対象の有無
- 郵便受け:鍵の有無と本数。番号式なら、引継ぎ方法を仲介会社へ確認
- その他:勝手口、物置など、物件にある施錠箇所の鍵
すべての住まいに同じ種類の鍵があるわけではありません。共用部の貸与品などは、管理会社への返却か買主への引継ぎかも確認します。現物に「玄関」「郵便受け」など用途を添え、種類・数・未確認事項を一覧にしておきましょう。鍵の刻印や解錠情報の写真を、公開の場に載せない配慮も必要です。
足りない鍵があれば、勝手に複製して数を合わせず、紛失した種類や分かっている本数を仲介会社へ伝えましょう。買主への説明、管理会社への確認、交換等の対応や費用の扱いは、契約内容と状況を踏まえて調整します。
リモコンは「どの設備のものか」まで照合する
エアコン、照明、給湯設備などは、設備を残すか持ち出すかによってリモコンの扱いも変わります。見た目だけで分けず、付帯設備表や合意内容を見ながら、一台ずつ確認してください。
- 引き継ぐ設備の設置場所・メーカー・型番
- 対応するリモコンの有無と個数
- 説明書や付属品が手元にあるか
- 使っていて気づいた不具合や、動作を確認できていない点
似たリモコンが複数ある場合は、「リビングのエアコン用」など設備との対応を整理します。不具合や欠品が分かったら、引渡し当日まで待たずに仲介会社へ共有してください。修理・交換の負担をこの記事だけで判断したり、合意済みの設備を独断で処分したりしないことが大切です。
説明書・スマートロックは機種ごとに確認する
紙の説明書があれば、引き継ぐ設備ごとにまとめます。見つからない場合は、メーカー公式サイトで該当型番の説明書を確認できるか調べ、不足していることも共有しましょう。似た製品の説明書を代わりに渡さないよう、型番を照合します。
スマートロックなどアプリを使う設備は、物理的な鍵の受け渡しだけで引継ぎが終わるとは限りません。機種ごとの引継ぎ方法をメーカー・販売店等に確認し、実施時期を仲介会社と調整してください。個人アカウントや認証情報をそのまま買主へ渡す方法は避け、公式に案内される手順を確認します。
受け渡し前に、一覧と現物をもう一度確認する
最後は「渡すもの」「確認中のもの」「自分で持っていくもの」を分け、契約内容・付帯設備表・現物を照合します。受け渡し時にも種類と数を一緒に確認できるよう、仲介会社と記録方法を相談しておくと整理しやすくなります。
売却をこれから考える方も、鍵や設備の状況は準備の一部です。希望する売却時期と、残したい設備・持ち出したい設備を整理したうえで、FKホームの売却査定・売却準備の相談をご利用ください。価格の検討とあわせて、仲介での販売から引渡しまでの段取りを確認します。
売却準備をあわせて確認する
参考:一般財団法人不動産適正取引推進機構「不動産売買の手引(令和8年度版)」の決済・引渡し、付帯設備の事前確認。実際の受け渡し内容は個別の契約・合意内容を確認してください。
鍵や設備の引渡し準備も、売却相談で整理を
売却希望時期、鍵の種類と本数、引き継ぐ設備、不足や不明点をお知らせください。FKホームでは、不動産売買仲介として売却の進め方と引渡し前の確認事項を一緒に整理します。
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