
川崎・横浜で市内の別の区へ引越し。住所変更はどこへ届ける?
「川崎市内で中原区から高津区へ」「横浜市内で港北区から鶴見区へ」。市は変わらなくても、別の区へ引越すときの届出名や窓口は、川崎市と横浜市で異なります。
川崎市の他区への引越しは「区間異動届」、横浜市の他区への引越しは「転入届」が案内されています。まず新旧の住所を並べ、同じ区内なのか、市内の別区なのか、市外への移動なのかを分けてみましょう。
この記事は、川崎・横浜で市内の別の区へ引越す方に向け、住民票の住所変更の届出先と準備を整理したものです。引越しに伴うすべての手続きや、世帯ごとの必要書類を網羅するものではありません。
1.最初に「同じ区内・別の区・市外」を確認する
同じ「市内の引越し」でも、同じ区の中で住所を変える場合と、区をまたぐ場合は分けて確認します。
- 同じ区内:川崎市・横浜市ともに「転居届」。お住まいの区の区役所で手続きします。
- 川崎市内の別の区:「区間異動届」。住所変更の届出は、新住所または旧住所の区役所区民課で行えます。
- 横浜市内の別の区:新住所の区役所戸籍課登録担当で「転入届」の手続き。旧住所の区役所へ転出届を出しに行く必要はありません。
- 川崎市と横浜市の間など、市をまたぐ引越し:今回の市内区間の案内とは別です。転出元・転入先の自治体の案内を確認してください。
たとえば川崎市中原区から高津区なら区間異動、横浜市港北区から鶴見区なら新住所の鶴見区での転入手続きです。同じ「区が変わる引越し」でも、以前の経験だけで窓口を決めないことが大切です。
2.川崎市は「区間異動届」。関連手続きの窓口は別に確認
川崎市の公式FAQでは、市内の別区への引越しは、移転した日から14日以内に、新旧いずれかの区役所区民課で届け出ると案内されています。引越し前には提出できず、窓口での手続きが必要です。
ここで気を付けたいのは、住所変更の届出先が選べることと、関連するすべての手続きがその窓口で済むことは別という点です。
たとえば、住所変更により失効したマイナンバーカードの署名用電子証明書を再発行する場合は、新住所の区役所区民課またはマイナンバーカードセンターでの手続きが案内されています。カードを持っている方は、住所変更と一緒に何を更新するのかも確認してから出かけましょう。
詳しくは、川崎市の「区間異動届(市内他区へ移転)」と「市内で引越しをするときの手続の方法について知りたい。」をご確認ください。
3.横浜市は新住所の区役所へ。旧区への転出届は不要
横浜市内で別の区へ引越す場合は、新しい区の区役所戸籍課登録担当で手続きを行います。新住所の区で転出・転入の届出を同時に行えるため、旧住所の区役所へ転出届を提出しに行く必要はありません。
新住所に住み始めた日から14日以内の届出で、引越し前には手続きできません。横浜市の案内では、14日目が閉庁日の場合は翌開庁日が期間の末日となります。
川崎市の案内と混同して「旧住所の区役所でもよい」と考えないようにしましょう。市役所や行政サービスコーナーではなく、新住所の区役所が窓口です。
詳しくは、横浜市の「転入届(市内の他の区からの引越し)」をご確認ください。
4.オンラインの事前入力だけでは、住所変更は完了しない
川崎市の「ネットdeスマート」は、来庁前に届出書の入力を済ませるためのサービスです。入力しただけで住所変更の手続きが完了するわけではなく、その後に区役所で手続きする必要があります。
横浜市でも、マイナポータルで来庁予定の連絡をしたことと、窓口での転入手続きが完了したことは区別してください。窓口で必要な手順は、新住所の区の案内で確認しましょう。
画面に「送信済み」と表示されても、それが事前入力なのか、来庁予定の連絡なのかを確かめることが大切です。オンライン転出など、市外への引越しで利用する仕組みと、市内の別区への住所変更を混同しないようにしましょう。
5.窓口へ行く前のメモは、この5つ
- 旧住所・新住所:区名まで並べて、市内区間かを確認する
- 住み始めた日:売買契約日や鍵を受け取った日と分けて記録する
- 行く人:本人・同じ世帯の方・代理人のどなたが届け出るか
- 持ち物:本人確認書類、マイナンバーカードを持っている方のカード、代理人の場合の委任状などを公式案内で確認する
- 同時に確認したいこと:カードの更新や、家族構成・加入制度に応じた関連手続き
必要書類は、代理人による届出や国籍、世帯の状況などによって異なります。上のメモだけで持ち物がすべてそろうとは限らないため、該当する自治体の最新案内で照合してください。
また、両市とも第2・第4土曜日に一部の窓口業務を扱いますが、時間や取扱業務は同じではありません。平日を含め、行く予定の日の開庁時間と、希望する手続きを扱うかを先に確認しておくと、行き直しを減らす準備になります。
住民票の変更とは別に、確認したい住所変更もある
郵便物の転送や、勤務先・金融機関などへの住所変更は、住民票の届出とは別に確認します。不動産を所有している方の登記上の住所変更も別の手続きです。「区役所に届けたから、すべて終わった」と考えず、自分に関係する届け先を一覧にしておきましょう。
引越し日がまだ決まっていない場合は、住まいの引渡し日、入居準備、実際に住み始める日を分けて予定に入れることから始めてみてください。
あわせて読みたい
住まい探しから入居までの予定を、一緒に整理しませんか
FKホームでは、川崎・横浜を中心に、東京都内を含む首都圏の不動産購入・売却・住み替え相談を承っております。
購入や住み替えをご検討中の方は、希望エリア、入居希望時期、現在のお住まいの状況をお知らせください。物件探しと引渡し・入居準備の予定を一緒に整理します。行政手続きの必要書類や個別の取扱いは、各自治体へご確認ください。